エンドゲーム・ポーンの使い方・守り・引き分け

二つのパスポーン、二つの封鎖

KramnikとAronianが異色ビショップのエンドゲームで昇格の脅威を釣り合わせる。Vladimir Kramnik 対 Levon Aronian、2013年3月20日。

22分の学習上級72手考えたい局面 4問
Levon Aronian白の手番
Vladimir Kramnik初期局面
← → 指し手 · Fで盤面を反転
合法手のみ入力できます。棋譜再生では自由に検討できます。
この局面の説明とキーボード操作を見る

通常の初期局面です。白の手番です。

左右矢印で手を進めたり戻したりし、Home/Endで最初と最後へ、Fで盤面を反転します。盤面を使わず、上で合法手を入力できます。盤面にフォーカスがあるときは、スペースキーで自動再生を開始・一時停止します。右ドラッグで矢印を描けます。自分で描く矢印と解説用の矢印は別です。

物語の始まり

すべての駒に役割があります。

この2013の候補者戦の長い引き分けは、中央のポーンブレイクから、離れたパスポーン同士の競争へ移ります。双方に相手の昇格マスへの手段があります。異色ビショップが残る交換を追い、駒の種類だけで自動的な引き分けとせず、実際の封鎖の役割を比べましょう。

1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31. 32. 33. 34. 35. 36. 37. 38. 39. 40. 41. 42. 43. 44. 45. 46. 47. 48. 49. 50. 51. 52. 53. 54. 55. 56. 57. 58. 59. 60. 61. 62. 63. 64. 65. 66. 67. 68. 69. 70. 71. 72.
形勢のバランス・白から見た評価+0.37
読み取りやすい評価値と出典情報

Stockfish 17.1 · 各局面75,000ノード、重要な局面では1,000,000。実際の解析深さは12–24です。正のセンチポーン評価は白に有利で、メイトの評価は別に扱います。選択的な探索は根拠であり、証明ではありません。

エンジン解析の完全な根拠をダウンロード

対局の背景にある物語

この2013の候補者戦の長い引き分けは、中央のポーンブレイクから、離れたパスポーン同士の競争へ移ります。双方に相手の昇格マスへの手段があります。異色ビショップが残る交換を追い、駒の種類だけで自動的な引き分けとせず、実際の封鎖の役割を比べましょう。

これらのアイデアを次の対局へ

  1. 相手のクイーンがサイドのポーンを取ったら、中央に働きかけましょう。
  2. ルーク交換と、その結果生じる小駒のエンドゲームを比較しましょう。
  3. 進んだパスポーンも、ビショップに遠くから止められることがあります。
  4. 異色ビショップでは、両方のポーンの前線を具体的に解析する必要があります。
注釈付きの対局全文を読む

結果と解答を含む、対局の全文です。独自の解説はchessgames.infoが作成し、棋譜は下記の出典に基づいています。

1 . Nf3
1 … d5
2 . g3
2 … Bg4
3 . Bg2
3 … e6
4 . c4
4 … c6
5 . O-O
5 … Nf6
6 . cxd5
6 … Bxf3
7 . Bxf3
7 … cxd5
8 . Nc3
8 … Nc6
9 . d4
9 … Be7
10 . e3
10 … O-O
11 . Bd2
11 … Qb8
12 . Rc1
12 … Rc8
13 . Bg2
13 … b5
14 . e4
14 … b4
15 . Bf4
15 … Qb6
16 . Na4
16 … Qa5
17 . e5
17 … Nd7
18 . Be3
18 … Nb6
19 . Nxb6
19 … axb6
20 . f4
20 … Qxa2
21 . f5

f5で、黒のクイーンが遠くにいる間に中央を争います。 実戦のポーン交換は、クイーンとルークに新しい可能性を開きますが、黒にも積極的な手段が残ります。ポーンを取りに行く手が正当だったか判断する前に、中央の取りとd5の標的を比べましょう。代償はその変化に依存しており、ポーンを取ってはいけないという一般論では決まりません。

21 … exf5
22 . b3
22 … Qa5
23 . Qf3
23 … Nd8
24 . Qxd5
24 … Rxc1
25 . Rxc1
25 … Qxd5
26 . Bxd5
26 … Ra5
27 . Bf3
27 … Ra3
28 . Rc8
28 … Rxb3
29 . Kf2
29 … Rc3
30 . Rb8
30 … b3
31 . Rxb6
31 … g5
32 . Rb8
32 … Rc4
33 . d5

d5で、実戦のルーク交換の前に中央のポーンを進めます。 交換後は単純なルークエンドゲームではなく、小駒と競合するパスポーンが残ります。黒のbポーンはすでに危険です。新しい局面を再現し、それぞれの昇格マスを押さえるために必要なビショップの経路を比べましょう。

33 … Rb4
34 . Rxb4
34 … Bxb4
35 . Bd1
35 … b2
36 . Bc2
36 … Nb7
37 . Bxg5
37 … Nc5
38 . Bxf5
38 … Na4
39 . d6

d6で、ビショップが黒の昇格マスを見張る間に、白のパスポーンを進めます。 ビショップは遠くからパスポーンを封鎖できます。この局面では、ビショップがc2を離れていても、e4、d3、c2を通るダイアゴナルが重要です。どちらのパスポーンがより危険か判断する前に、両方のポーンレースとナイトのチェックを比較しましょう。

39 … Nc3
40 . d7
40 … Ba5
41 . Ke3
41 … f6
42 . Bxf6
42 … Nd5+
43 . Kd4
43 … Nxf6
44 . exf6
44 … Kf7
45 . Bxh7
45 … Kxf6
46 . Kd5
46 … Ke7
47 . Kc6
47 … Kd8
48 . g4
48 … Be1
49 . h3
49 … Bh4
50 . Kd6
50 … Be7+
51 . Ke6
51 … Bh4
52 . Bb1
52 … Kc7
53 . Be4
53 … Kd8
54 . Bc2
54 … Kc7
55 . Bb1
55 … Kd8
56 . Be4
56 … Kc7
57 . Bd3
57 … Kd8
58 . Kd6
58 … Be7+
59 . Ke6
59 … Bh4
60 . Bf5
60 … Kc7
61 . Kf7

Kf7で、キングの方向を変えながら、実戦の昇格と取りの手順を許します。 黒が昇格し、白のビショップが新しいクイーンを取り、黒キングがdポーンを取ります。その後の異色ビショップのエンドゲームにも、キングサイドのポーンの指し方が残っています。保存された変化で、実際の封鎖とチェックを学びましょう。駒の数だけでは、このようなエンドゲームがすべて引き分けだとは証明できません。

61 … b1=Q
62 . Bxb1
62 … Kxd7
63 . Ba2
63 … Kd6
64 . Kg6
64 … Ke5
65 . Kh5
65 … Be7
66 . g5
66 … Kf4
67 . h4
67 … Kg3
68 . Bc4
68 … Bf8
69 . Be2
69 … Bg7
70 . Bc4
70 … Bf8
71 . g6
71 … Kf4
72 . Ba2
72 … Bg7

結果:1/2-1/2。記録された棋譜はここで終わります。チェックメイトを意味するものではありません。

転機の判断を考える

21手目: クイーンの進出後に中央に働きかける

黒のクイーンがa2で取りました。fポーンのどの前進なら、e6のポーンに働きかけられますか? 本譜:f5。 f5で、黒のクイーンが遠くにいる間に中央を争います。 実戦のポーン交換は、クイーンとルークに新しい可能性を開きますが、黒にも積極的な手段が残ります。ポーンを取りに行く手が正当だったか判断する前に、中央の取りとd5の標的を比べましょう。代償はその変化に依存しており、ポーンを取ってはいけないという一般論では決まりません。

エンジンに支持された候補手

f5 Nd8 f6 Bf8 Qd2 Rxc1 Rxc1 Nb7 fxg7 Bxg7 Bg5 Na5 · +1.13 · 解析深さ 20

Rf2 Nd8 Rxc8 Rxc8 h4 Ra8 Kh2 g6 h5 Qa4 Qe2 b3 · +0.30 · 解析深さ 20

Qe2 Nd8 f5 Rxc1 Rxc1 exf5 Qb5 Qxb2 Bxd5 Ra1 Qe8+ Bf8 · +0.28 · 解析深さ 20

33手目:中央にパスポーンを作る

ルークがb8で活発な間に、中央を変えるのはdポーンのどの前進でしょう? 本譜:d5。 d5で、実戦のルーク交換の前に中央のポーンを進めます。 交換後は単純なルークエンドゲームではなく、小駒と競合するパスポーンが残ります。黒のbポーンはすでに危険です。新しい局面を再現し、それぞれの昇格マスを押さえるために必要なビショップの経路を比べましょう。

エンジンに支持された候補手

Bd5 Rc2+ Ke1 b2 Kd1 Rxh2 Ba2 f4 gxf4 gxf4 Bxf4 Rh4 · +0.35 · 解析深さ 20

d5 Rb4 Rxb4 Bxb4 Bd1 Bc3 Bxb3 Bxe5 Bxg5 Nb7 Bh6 Nc5 · +0.27 · 解析深さ 20

Rxb3 f4 gxf4 gxf4 Bxf4 Rxd4 Be3 Ra4 Bd5 Ra2+ Kg3 Kf8 · +0.09 · 解析深さ 20

39手目: もう一方の昇格マスを押さえながら前進する

d5ポーンを昇格へ近づけるのは、どの前進でしょう? 本譜:d6。 d6で、ビショップが黒の昇格マスを見張る間に、白のパスポーンを進めます。 ビショップは遠くからパスポーンを封鎖できます。この局面では、ビショップがc2を離れていても、e4、d3、c2を通るダイアゴナルが重要です。どちらのパスポーンがより危険か判断する前に、両方のポーンレースとナイトのチェックを比較しましょう。

エンジンに支持された候補手

d6 · +1.06 · 解析深さ 19

Ke3 Bc3 d6 Nb6 Bf4 Nd7 e6 fxe6 Bxe6+ Kg7 Ba2 Kf6 · +0.58 · 解析深さ 19

Kf3 Nb6 d6 Nd7 Bf4 Bc3 e6 fxe6 Bxe6+ Kf8 Ba2 Be5 · +0.46 · 解析深さ 19

61手目:取ることのできる昇格を許す

e6からのどのキングの手なら、ビショップでb1=Qに応じる手を残しながら、キングサイドへ向かえますか? 本譜:Kf7。 Kf7で、キングの方向を変えながら、実戦の昇格と取りの手順を許します。 黒が昇格し、白のビショップが新しいクイーンを取り、黒キングがdポーンを取ります。その後の異色ビショップのエンドゲームにも、キングサイドのポーンの指し方が残っています。保存された変化で、実際の封鎖とチェックを学びましょう。駒の数だけでは、このようなエンドゲームがすべて引き分けだとは証明できません。

エンジンに支持された候補手

Be4 Kd8 Bf5 Kc7 Bg6 Bg5 Be4 Bh4 Bf5 Kc6 Kf7 b1=R · +0.61 · 解析深さ 24

Bg6 Bg5 Bf5 Bh4 Be4 Kd8 Bc2 Kc7 Bf5 Kc6 Kf7 b1=R · +0.63 · 解析深さ 23

Bc2 Kc6 Bf5 Kc7 Bg6 Bg5 Be4 Bh4 Bf5 Kc6 Kf7 b1=R · +0.61 · 解析深さ 23

Kf7 b1=Q · +0.71 · 解析深さ 26

つながるアイデア

引き分けには具体的な手段が必要

KramnikとAronianはビショップで昇格マスを押さえ、Kosteniukは駒の損得が変わった後もチェックを続けます。駒の種類の呼び名を引き分けの証明と見なさず、異なるその守備手段を比較しましょう。

『チェックを続けるために差し出すルーク』で試す →

対局を誰かに伝えよう。

よいアイデアは、共有するともっと役立ちます。

局面の画像はSVG形式でダウンロードされます。正確な局面へのリンクは、保存済みで検証済みの変化を使います。未保存の検討のリンクは、本譜の局面へ戻ります。